寿元ベビーは、なぜすばらしいか |
私は、五十一歳の若さで孫娘の身体を洗う幸福に浴している。一昨年、嫁いだ長女が、
昨年三月に長女(初孫)を出産したのだ。
この孫は、母親の胎内にいるときも、生後も、食養(正しい食事)とあわせて、寿元を与え続けたことが
大いにあずかって、今日までの一年二ヶ月、健康そのもので、軽いカゼのほかは、
病気らしい病気はもちろん全然なし、知恵の発達もよく、歩行も順調、気性も笑いが多くて、
手のかからない幼児へと成長しつつあって、娘と顔をあわせるたびに「よかった、よかった」と、
親娘で連発しているきょうこの頃である。
私の「健康な孫が生まれるように・・・」という願いを込めて、娘が妊娠中から、
寿元を与えてきた作戦は、奏効した。
ところで、一般の若いお母さんや、これからお母さんとなるであろう若い女性たちに、
寿元指導医としての私の立場で、寿元ベビーが、なぜすばらしいのか、
寿元を与えることが、なぜ健康児を産むことになるのか、明らかにしよう。
読者の皆さんは、食物が健康にとって、きわめて大切であることは知っているだろう。
だが、その多くは、頭の中で観念的に感じているだけであって、具体的に
「どんな食物が益で、どんな食物が害か?」と問われても、答えられなかったり、漠然と
「バランスのよいものがよい・・・」と答えたりする程度にちがいない。
そのバランスの中身が問題である。
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有益な食事と有害な食事
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私たちにとって、有益な食事とは、一口にいって、「陰陽、酸アルカリなどのバランス
(食物の中でのバランスばかりでなく、私たちの身体とのバランスが大切)のとれた
食物を必要最低限度量、食べること」である。
有害な食事とは、
(1)過食(飽食)
(2)間食(ときには、よい場合もある)
(3)人工肥料、農薬、食品添加物(着色料、甘味料、保存料など)
の入った食物を摂取すること。
(4)対象となる生物(食物)の一部を食べること。
たとえば、肉、鶏卵(未受精卵)、生すし、刺身、精白米、白砂糖などがある。
(5)生命力の弱い生物(食物)を食べること。
たとえば、ビニールハウスで栽培した作物、冷凍・冷蔵もの、缶詰などである。
(6)美食。動物食に片寄ることはいけない。
(7)甘食。砂糖の使い過ぎ、菓子や果物はできるだけ少な目にする。
(8)陰陽無視の食事。
たとえば、陽性体質の人(固ぶとりか筋肉質で、
血圧が正常か高め、寒さに強いなどの性質を備えている人)が
動物食や加熱した野菜ばかり食べること。
陰性体質の人(水ぶとりかやせ型で、
低血圧気味、寒さに弱いなどの性質を備えている人)が果物
や生野菜のようなものばかり食べることは有害である。
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これが寿元のすばらしさ
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このように、私たちの気をつけなければならないことは、いろいろあるが、
寿元のすばらしさは・・・・、
(1)過食、美食の結果、体内にたまった有害物質を速やかに体外に排除する。
(2)解毒作用。
(3)蛋白質、脂肪、糖質それぞれに対して、有効な働きをする。
(4)陰性者には体力をつけるなどして、陽性的に働き、
陽性者に対しては陰性的に働く。
(5)肝臓や腎臓の働きの代用をしたり、不足したホルモンの代用をしたりする。
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寿元ベビーを生む三大条件
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そこで、寿元ベビーを誕生させるためには・・・。
■妊娠前の両親(夫婦)が、それぞれ寿元を服用することが、いちばん望ましい。
寿元は、両親の血液を浄化させ、体質を改善させるから、健康な両親が生まれ、
その健康な両親から提供される卵子と精子が健康となり、子宮内の環境が健全
に整う。
これは、ちょうど、健康で、すばらしい作物をつくろうとするためには、よい種子
(精子と卵子)と、よい土壌(子宮)が必要なのと、全く同じである。
■妊娠中の母親は、食事に気をつけると同時に、寿元を服用するとよい。
今日のように、食物に恵まれた日本においては、養物の体内蓄積が母子を
傷つけているので、寿元で整理浄化することが、きわめて大切。病気に対する
抵抗力の強い免疫ぜい弱者や、自家中毒病(たとえば、リウマチなど体質病)、
ガンなどになる根源は、実は、胎内環境にあるのである。
■乳幼児に対する寿元服用は、三番目に重要な寿元ベビー誕生への手段である。
もちろん、前二者の手段が不十分でも、諦めないでがんばって欲しい。
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