『寿元』と大豆生長因子
大豆には【生長因子】と呼ばれるものが存在します。
この生長因子は、大豆が発芽する頃になると、その生長を刺激し、促進させたり、あるいは、大事なタンパク質や脂肪を変質しないように保護するという神秘的な働きをもっている。
つまり、大豆の強力な生命活動を司るコントロールタワーともいうべき役割をはたしているのである。
この生長因子より、さらに神秘的な物質が、 ”生物原刺激素” といっていいだろう。
これは、大豆の生長因子を抽出する過程でつくられるともいわれるが、
はっきりしたことはわかっていない。
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生物原刺激素 は、植物、あるいは動物全身の組織細胞を元気つけ、
生体の抵抗力、再生力を増強するような働きをもつ物質であることが、ソ連の医学者によって
実証され、一躍脚光を浴びた。
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現在までに判明しているこの物質の化学的性質は、次のようなものである。
生物原刺激素の科学的性質とは?
@ 耐熱性であって、100℃以上の熱で熱しても活動力を失わず、逆に増強する。
A植物の種子の発芽、および生長を促し、生物の抵抗力を増大する。
B単に病原となるものだけを攻撃するのではなく、すべての細胞、
すべての防衛組織に作用して、生活機能を高める。
C創傷の治癒を促進し、組織呼吸を促進する。
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【寿元】はこの大豆の生長因子(生物原刺激素を含む)を主成分につくられている
健康食品なのである。
そして、 大豆の主要成分であるタンパク質や脂肪は、あえてス捨て去っている。
つまり、まだ、 分子構造などがはっきりしていない生長因子や、ビタミンや
ミネラル、アミノ酸、その他の微量成分のほうに主眼をおいているわけなのである。
大豆といえば、タンパク質や脂肪のかたまりと理解され、もっぱら、その面の利用だけが
考えられているが、その利用度の高いものを捨て去って、
初めて ”寿元” が完成するのである。
むしろ、タンパク質過剰の人でも、脂肪過多の人でも、
大量に食べられるわけで、よい結果が出こそすれ、悪い結果が出るはずがないのである 。
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【生長因子】は、人間の体内に入ると、
植物内における働きと、同じ作用をもたらすといわれます。
ということは、
大豆の生長因子が、”寿元”のかたちをとって人間の体内に入れば体内の有益物質を
分解し、生命力に変え、芽を育て、葉を繁らせ、生命をたくましく、そして
健全に育てていくのである。
もちろん、生長因子は、大豆ばかりでなく、他の植物にもあります。
しかし、消化されない多量のタンパク質を持つ大豆の生長因子は、それだけ強力な
分解酵素を含んでいることが、当然、予想されます。
あらゆる植物中、大豆ほど強く、人間の生命まで育てていくようなものは、ほかにない。
玄米にしても、優秀な主食ではあるが、こと、【生長因子】に関しては、
大豆のそれとは次元の異なるほど、その働きは低いのである。
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