”病は敵ではない”という。
血圧が上がるのは血圧を上げて血行を
旺んにして”治病を促進”するためだという。
ものごとにはすべて原因があり、その根源を
衝かずして対策はないものだ。
現代医学が逢着した「大きな矛盾」が、かくも
明快に解説された著書は珍しい。平易な表現
の中に高度な哲学的思考が内容されている
秀作である。すべての政治家、医学者に読んで
貰いたいと思う。
【医事評論家 武知 国夫】 著書「病は敵ではない」推薦文より
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鈴木弘一先生 |
鈴木博士は、哲学を持った
数少ない医学者の一人である。
現代医学に強く反省を求めている博士は
これからの医学が、いかに建設されるべきか
その方向を明示すると共に
自らもその建設に槌音を高く響かせている
”実践の人”でもある。
その動機が、自己の病気を西洋医学では
治せず、東洋の科学のおかげであったことが
本書の内容をいっそう迫力あるものとしている。
【医学博士 横田良助】
著書「病は敵ではない 」 推薦文より
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