「ご家庭で簡単!手当て法」のコーナーでは、昔からおばあちゃんの知恵として重宝されて来た、食養法(正食法)をご紹介致します。
薬ではないので、副作などの心配も一切なく、自然治癒力を低下させる事もありません。自然の恵みがいっぱい詰まった食べ物を使って、古来から伝わるありがたい知恵で手当てする。。。 そんな素晴らしい方法があるんです。.:*・゜☆
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●今回は大根湯のご紹介です● 大根はすばらしい薬効と価値を持っているますが、正食手当て方の中でも、解熱発汗剤・利尿剤としてすばらしい卓効を示します。解熱発汗剤として第一ダイコン湯を使用し、利尿剤として第二大根湯を使用します。 |
●こんな症状に● 発汗・前立腺肥大・慢性腎臓病・膀胱炎・しもやけ
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★第一ダイコン湯★解熱発汗に ●材料● 大根おろし・・・盃三杯
熱い番茶・・・二合〜三合
純正醤油・・・盃1・5〜二杯
生姜・・・大根の一割
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●作り方●
1、盃三杯の大根おろしに、生姜おろしを一割加える。
2、それに純正醤油を、盃一杯半から二杯加える。
3、つぎに、熱い番茶を400t(約2合)注ぐ。
4、これを熱いうちに飲用する。
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※これは、最も強烈な解熱剤、発汗剤として効果がある。熱のあるカゼに有効で、また肉魚の毒消しとして卓効があります。第一ダイコン湯を飲用し、あついふとんを頭までかぶって40分、ふとん蒸しにすると、全身から猛烈に発汗し、熱が下がります。しばらくしてまた熱が上がるようなら再び繰り返します。
ただし、第一ダイコン湯は、虚弱の人、心臓病、あるいは肋膜、結核性の病人の方には使用しない。強壮な人でも三回以上の連用はさけた方がよいでしょう。
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★第二ダイコン湯★利尿に ●材料● 大根おろし・・・盃一杯
自然塩・・・2%
湯・・・盃二杯
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●作り方●
1、大根おろしのおろし汁を盃一杯つくり、それにお湯を盃二杯まぜる。
2、それを、一度さっと煮立て、それに塩を2%加える。
3、これを熱いうちに服用する。
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※第二ダイコン湯は前立腺肥大、慢性腎臓病、膀胱炎などのとき、尿が濃くて、出がわるいときに利尿剤として使用する。第一ダイコン湯を150tほどのんでから、第二ダイコン湯を用いるとさらに利尿効果がある。
ただし、第二ダイコン湯は陰性な療法の一つであるから、陽性な症状で尿の出が悪いときに用いる。また、絶対に生のままで飲用せず、必ず煮立てて飲用する。同時に三回以上の連用もしないこと。
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