たんぱく質を考える(花粉症・膠原病・ガン)
2003年(平成15年)6月1日(日曜日)医食同源より
たんぱく質を考えるE『原因究明して花粉症対策』
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今年も、そろそろ花粉症の時期は終わります。毎年、春は花粉症を中心としたアレルギー疾患
で悩む方が多くなっています。
そのとき、病状を改善する薬が多く使われていますが、問題は原因です。
先日も、ある奥様が私のもとに、子供の花粉症とアトピー性皮膚炎について相談にきました。
病因の血液検査で、ハウスダスト(ホコリ)、ダニ、犬、猫などに反応しているので、「ホコリの
ない生活をしてください」と言われ、「どうしたらいいんでしょう」と悩まれていました。
ハウスダストのない部屋でも作って、「箱入り娘」に・・・当然、できるわけがありません。
現代病の一つといわれるアレルギー性疾患は、自分の体を守るべき免疫力が異常に働きすぎて
発症しているのは、周知の事実です。
花粉症をはじめとしたアレルギー性疾患の改善、来年に向けての予防対策としては、免疫力が
体の中で異常に働きすぎない体質にすることが、まず大切なことです。
免疫力は、本来、外敵から自分を守る力です。例えて言えば、イラク戦争です。
フセイン政権が原因で、アメリカという免疫力が戦争を起こします。勝利します。
イラク全土を制圧します。免疫力が高まります。
イラクに入ってくる人の検問を強化しすぎてしまいます。体の中に入ってくる花粉
のたんぱく質をフセインの仲間と誤認して、殺害すると同じで、体にアレルギー
性疾患が発症します。イラク全土でフセイン政権関係者を早く一掃して、アメリカ
軍が早く撤退すれば安定すると同様で、体の中でのフセイン政権は、何か?
人間は、哺乳動物です。毎日食べるたんぱく質が哺乳動物が多いと、類似性があるために、
新陳代謝の中で処理できなくなってきて類似性のあるたんぱく質が残り、異物と判断して、
免疫力が高まる体質に、根本的な問題があると思います。
家を建てるときと同じで、この家を建てたいと思ったら、その材料を用意するのは当然であり、
その家を壊して、こっちに運んで建てる人はいません。
人間は哺乳動物ですから、特にアレルギー性疾患の方は、哺乳動物(肉、牛乳、乳製品)の
たんぱく質を少なめに、魚、大豆中心に取り入れること。
それとたんぱく質の異物処理に、大豆生長因子で代謝能力を強化して、
安定した体質にすることが、大切と思います。
(明日の健康を考える会理事 小笠原龍之助・薬剤師) |
★現代は、三大栄養素(タンパク質・糖質・脂質)の摂り過ぎが原因の病気や不定愁訴が増えています。
★大豆の生長因子は、大豆が芽(生命)を出す時にのみ生まれる褐色の液体で、三大栄養素(タンパク質・糖質・脂質)の代謝〔吸収・排泄〕を強力にバックアップします! |
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2003年(平成15年)7月1日(火曜日)医食同源より
たんぱく質を考えるF『増加する膠原病は現代病だ』
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最近、「膠原病」といわれる難病の相談が多くなってきています。
「膠原病」 とは、分かりやすく説明すると・・・。
人間の体は六十兆個の細胞で構成されており、その多くはたんぱく質でできています。
そのたんぱく質でできている 細胞をくっつける接着剤が、皮膚でもどこでもあると思って
下さい。その強力な接着剤も、たんぱく質であり、その名前を コラーゲンと呼びます。
そのコラーゲンのたんぱく質を、体内に残ってはいけないたんぱく質(ヘドロ)の異物と間違って、
免疫力が異常に働き、自分の正常なたんぱく質のコラーゲンたんぱく質まで破壊して、炎症が起
こる病気、コラーゲンたんぱく質を破壊するから 「膠原病」 と呼ばれます。
例えて言うなら、イラク戦争です。
フセイン政権という原因があり、それを敵としてアメリカという免疫力がイラク全土を空爆します。
フセイン政権関係施設だけを空爆すればいいのですが、間違って、イラクの民間施設まで空爆
し、多くの関係のないイラク人が犠牲になるのと同様で、自分の体の正常な細胞まで、たんぱく
質の異物と誤認して、破壊する病気の一つです。
遺伝的体質の問題が原因として考えられる面もありますが、「膠原病は現代病」と言われているように、
食生活が豊かになってから増加してきた病気であることは、間違いありません。
「膠原病」には、多くの種類があり、関節リウマチ、皮膚節炎、強皮症、シェ−グレン症候群、SLE(全身性
エリテマトーデス)などが代表病です。
予防、改善の対策は、 まず、人間は哺乳動物であるということを認識することです。たんぱく質を食べて
消化吸収され、アミノ酸になり、また人間のたんぱく質へと合成されていく中で、哺乳動物の食事が多い
と、消化吸収や合成、新陳代謝の過程の中で、たんぱく質の異物として体内に残りやすくなり、その異物
を破壊するために免疫力が異常に働きすぎることが、原因と考えられるのです。
食生活の中で、哺乳動物のたんぱく質、特に肉、牛乳、乳製品(ヨーグルトなども)は、注意です。
卵も同様と考えてもよいでしょう。
たんぱく質は必要です。哺乳動物である人間のたんぱく質から類似性の少ない魚、大豆など
をまず中心にすべきです。そして、たんぱく質の異物の代謝能力の強化に大豆の生長因子を
役立てましょう。
(明日の健康を考える会理事 小笠原龍之助・薬剤師) |
★現代は、三大栄養素(タンパク質・糖質・脂質)の摂り過ぎが原因の病気や不定愁訴が増えています。
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2003年(平成15年)9月1日(金曜日)医食同源より
たんぱく質を考えるG『痴呆症予防には魚や大豆類』
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「痴呆症」 は、大きく脳血栓性痴呆症とアルツハイマー型痴呆症に分類されています。
アメリカ人の痴呆症は、約八割がアルツハイマー型痴呆症であると言われ、日本人は、約四割が
アルツハイマー型痴呆症と言われています。
最近、日本人もアルツハイマー型痴呆症が増加しているそうです。しかし、アメリカ人に比較すると、
まだまだ多くありません。
なぜ、アメリカ人に多いかは、食事に関係していると言っていいと思います。現在、解明されてきている
内容は、β‐アミロイドと呼ばれる物質が脳の神経細胞に残って、それが直接、または間接的に脳細胞
を破壊する自己免疫性疾患と考えられています。
詳しいメカニズムは、今後の医薬の研究で解明されて、アルツハイマー型痴呆症の治療薬も開発されて
くると思いますが、現段階では治療薬はありません。
では、どうすればいいのか。大切なのは予防することです。原因として考えられるのは、人間は
哺乳動物であるということです。 哺乳動物が哺乳動物を食べることによる、たんぱく質の類似性です。
つまり、動物性たんぱく質の取り過ぎによって、自分と似ているたんぱく質のために、異物と
感じやすく、自己免疫の異常な働き過ぎにより、正常な脳細胞まで破壊してしまう可能性が
高いことです。
実際、脳は、たんぱく質を常に必要としていますが、血液脳関門があるために、必要なたんぱく質は
脳内に入れず、脳細胞の中でアミノ酸から合成します。
アミノ酸の中で、脳神経伝達物質(脳内ホルモン)を作る基になる一番重要なアミノ酸は、チロシンです。
しかし、チロシンを合成する酵素は脳にないため、血液脳関門を通って、脳に運び込みます。アミノ酸は
同じ輸送体(ベルトコンベア‐)で運び込まれるため、動物性たんぱく質が食事で多いと、パリン、ロイシン
イソロイシンなどのアミノ酸が多くなり、重要なチロシンが脳内に多く運び込まれなくなってしまいます。
つまり、 「チロシン」 というアミノ酸から合成される脳の神経伝達物質(脳内ホルモン)の不足になりやすくな
ります。
動物性たんぱく質(肉、卵、牛乳、乳製品)を多く食べるアメリカ人にアルツハイマー型痴呆症が多いこと
を考えると、 予防策 は、たんぱく質を類似性の低い魚、大豆などを中心に取り入れることです。
そして、たんぱく質が異物にならないように、代謝能力の強化に、
大豆の生長因子を役立てることだと思います。
(明日の健康を考える会理事 小笠原龍之助・薬剤師) |
★現代は、三大栄養素(タンパク質・糖質・脂質)の摂り過ぎが原因の病気や不定愁訴が増えています。
★大豆の生長因子は、大豆が芽(生命)を出す時にのみ生まれる褐色の液体で、三大栄養素(タンパク質・糖質・脂質)の代謝〔吸収・排泄〕を強力にバックアップします! |
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2003年(平成15年)9月1日(月曜日)医食同源より
たんぱく質を考えるH『ガン死亡増加の原因を探る』
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WTO(世界保健機関)の発表によると、現在、世界でガンで死亡する人は一千万だそうで、
2020年、十七年後には1.5倍になると推計されれているそうです。発症の一番は肺ガン
二番乳ガン、三番は大腸ガンと聞きました。
現在、日本でガンで死亡する人数は、約三十万人と言われています。それが、十七年後は、
1.5倍と、世界の平均でいくと、なんと四十五万人という数字になります。戦後、一万人前後
であったガンの死亡者数は増加の一途です。
ガンは遺伝子の病気です。遺伝子に異常がある体質で生まれたときから将来はガンを発症
することが確実という体質の方もいます。けれど、戦後、こんなに増加の一途のガンの原因は
食生活の変化とストレス社会、それに、生活環境の変化にあると思います。
まずは、 食生活の変化 です。この変化は、三つあると思います。 糖質(甘いもの、果物)、水分
の取り方が多くなり、体質的に冷えている人が多くなったこと。冷えたところにガンは発症しや
すいことは事実です。
次の脂質の中でも植物油、 特にオメガ6系(リノール酸系)の増加によって、炎症性を体内で
増加させる 生理活性物質が多くできて、その炎症性が、慢性的刺激となり、細胞が生まれ変
わるときに、その刺激により遺伝子にキズができて、 ガン化しやすくなってきています。
日本人に、以前多かったのは胃ガンであり、塩分の取り過ぎが胃粘膜への慢性刺激になったことも、
胃ガンの原因の大きな一つです。
今は、肺ガンがトップです。これは、タバコなどの問題もありますが、植物油の取り過ぎによる炎症性
が問題と指摘されています。
もう一つ、ガンの食生活との関連は、 「たんぱく質」です。
人間は哺乳動物であり、食事から取り入れるたんぱく質が、哺乳動物のたんぱく質、つまり、
肉、牛乳、乳製品、それに卵も含めて多くなってきています。
哺乳動物はたんぱく質構造も高分子であり、消化吸収、新陳代謝に時間、負担がかかるの
は当然で、たんぱく質がしっかり処理されないと 血液は酸毒化するし、類は類を呼ぶように
人間の 臓器に残りやすくなり、最終的に一ヵ所に集めて、血流を良くしようとするのが、ガン
とも言われます。
こういった理由で、たんぱく質は、魚、大豆中心が良いでしょう。きっと食生活も豊かにもなり
ます。たんぱく質の代謝強化は、ガン予防のためにも、大豆の生長因子をしっかりとりましょう。
(明日の健康を考える会理事 小笠原龍之助・薬剤師) |
★現代は、三大栄養素(タンパク質・糖質・脂質)の摂り過ぎが原因の病気や不定愁訴が増えています。
★大豆の生長因子は、大豆が芽(生命)を出す時にのみ生まれる褐色の液体で、三大栄養素(タンパク質・糖質・脂質)の代謝〔吸収・排泄〕を強力にバックアップします! |
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