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「寿元」の秘密を解明するためには、まず、その主原料である大豆を解明するところから始めてみましょう 大豆は、古くから日本人の食生活に浸透し、現代でも”畑の肉”として高く評価を受けています。たとえば、私たちのまわりには、豆腐、納豆、味噌、醤油、油揚げ、ゆば、きなこ等々、思いつくままに数えあげても、さまざまな大豆加工品がありますが、これらはすべて、私たちの食卓には欠かせない食品となっています。 それは、この大豆が、あらゆる食品の中でも、きわだって栄養価が高いからです。成分についていうと、水分12.05%、タンパク質34.3%、脂質17.0%、炭水化物31.7%、無機質5,0%となっており、特に、そのタンパク質は 優秀で、肉や魚とくらべて安価で、しかも魚肉よりもすぐれたアミノ酸をもっていることが特徴となっています。 脂肪も、動物性脂肪のように、コルステロールや動脈硬化を 引き起こすものではなく、むしろ、 血管の掃除役と、若返りの力があるといわれています。 また、大豆は、肉に優るタンパク源であると同時に、肉に望めないミネラルの宝庫でもあり、カリウム、カルシウム、鉄分などがほどよく含まれているのです。 このように、大豆はたいへん栄養価の高い食品ですが、 ただ一つ、欠点があります。 それは、そのままの状態では非常に消化しにくいということです。そこで、私たちの祖先は、納豆菌や酵母菌などを使って消化吸収をよくする方法を考えました。納豆、味噌、醤油などが、その代表です。 とにかく、大豆には、分析によってわかった成分だけでも、かなりの数があります。それ以外にも、まだまだ明らかにされていない微量成分がたくさんあるといわれています。また、個々の成分が、身体に入った場合、それが複合的に作用しあって、どのような効果を生み出すなども、ほとんどわかっていません。 その神秘は、いたるところにあります。たとえば、大豆自体には、ビタミンCはほとんど含まれていませんが、種子を蒔き、発芽したときには、多量のビタミンCが含まれているという不思議な現象もあります。 ”寿元”も実はこの大豆の”神秘的”な部分に着目して生まれた 健康食品なのです。
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