第14章 発芽抽出成分の飲み方 |
発芽抽出成分は噛まなくても効果はある |
Q,発芽抽出成分はよく噛んで食べるのがよいと言われていますが、どうしてですか。 |
A,よく噛むことによって、唾液と発芽抽出成分とがよく混ざり合って、働きが現われやすくなるばかりでなく、 唾液の働きも加わるからです。 |
Q,唾液の働きには、どんなものがありますか。 |
A,いろいろありますが、主なものは、 (1)アミラーゼによる消化作用がある (2)食物を軟化し、のみ込みやすくする (3)食物の残りかすなどを浄化する (4)消毒、殺菌、免疫、消炎などの作用がある (5)口腔内の酸・塩基を希釈する (6)食物を溶かし味覚を起こさせる (7)胃液の分泌を促し、消化の準備をさせる (8)唾液に含まれているパロチン(ホルモン)の働きにより、骨・歯・結合組織を強化し、 老化を遅らせる (9)口腔内粘膜を守る (10)体内不要物や毒素を排泄する (11)体温の調節を助ける (12)水分代謝の調節を助ける |
Q,私たちは、つば(唾液)を簡単に扱っていましたが、それはあやまりで、いろいろな働きがあるものですね。 |
A,はい。食物を摂取するとき、よく噛むことは、健康に大いにプラスするだけでなく、老化防止になり、いつま でも若いという有難い恵みもあるわけですね。単に消化を助けるという理由だけではないのです。 猫のような動物たちも、本能的にそのことがよくわかっているとみえて、怪我したところをよくなめていますね。 また、食物を咀しゃくすることは、それだけ早くから満腹感を起こさせますので食事の量が少なくなり、肥満 を防ぐことにもつながります。 唾液腺から出される唾液の量がある量に達すると、生体は満腹感を抱くようになるものです。 |
Q,それでは、成長因子をよく噛まないで、飲用する人は、健康的にみてまずいということになりますか。 |
A,そんなことはありません。陰性体質の人や脱水傾向のある人、発芽抽出成分を飲んで胃のもたれや便秘に なりやすい一部の人は、水をよく含んで噛まないで飲むことも止むを得ないでしょう。しかし、その代わり、 食事のときには、食物をよく噛むようにすれば、よいわけです。 |
発芽抽出成分の飲み方はその状況に応じて |
Q,発芽抽出成分はいつ飲むとよいのですか。 |
A,発芽抽出成分は、食物であってクスリではありませんから、いつ飲んでもかまいません。いつ体内に 吸収されても、体質改善に大いに役立ちますので、あまりむずかしく考えないでいつ飲んでもよい のです。 |
Q,それでも、細かい点では留意点などありませんか。 |
A,あります。たとえば、成長因子を飲んで、胃のもたれ、腹部の膨張感、不快感、食欲減退などの 症状が現われる人は、食後に飲んだ方がよいでしょう。胃腸との接触が徐々に行われて刺激が 少ないからです。 私が一般にすすめられている飲み方は、体力のある人で、唾液の潤沢にある人、筋肉質の人など は唾液で噛みながら飲むようにして、それ以外の人たちは水を含むようにしながら飲むようにと 二つに分けて指導しています。時期についても、食前または食間で一日三回が普通で、飲みづらい 人は食後でもよいと指導しています。 |
Q,飲み方の原則にこだわらなくてもかまわないですね。 |
A,そうです。毎日、一定量の成長因子をのむとよいわけですが、三回に分けて飲むのが面倒な人は 二回に分けて飲んでもかまいません。もちろん、一日一回で大量に飲む人は飲まない人よりましで すが、やはり三回飲む方がベターでしょう。 |
Q,食前と食後で効果にちがいは? |
A,大きなちがいはありませんが、若干ちがうでしょう。 発芽抽出成分の働きを大きく二つに分けて、考えると、そのことがよくわかります。すなわち、発芽抽出成分 にはつぎのような働きがあります。 (1)消化器官を通る間に、消化器管の粘膜に存在する病巣(たとえば炎症や潰瘍)を治ゆに向かわ せたり、粘膜にある細胞に生命力をあたえる。 (2)消化器管から吸収されたあと、体内深部(血管、組織、内蔵など)に入って体質改善、解毒、 代謝、酵素などの働きをする。 このうち、(2)の吸収後の働きが発芽抽出成分の最も重要な働きですが、(1)の消化器にあたえる 作用も見逃すわけにはいきません。 したがって、食前または食間に飲む人は、(1)と(2)の働きともに十分に機能しますが、食後に 飲む人は食隗により成長因子が薄まってしまうために、(2)の働きは変わりありませんが、 (1)の働きが十分に現われきれないという弱点は否定できません。 |
Q,なるほど、よくわかりました。それでも、食後に飲んだ方がよいという人は状況によっては 止むを得ないことですね。 |
A,はい。一般には、食前または食間に飲んだ方がよいし、とくに胃腸に病巣(潰瘍、炎症、ガンなど) のある人は、そうしてもらいたいのですが、発芽抽出成分に敏感な人や小麦アレルギーの人たちは 食後に飲用しても止むを得ないでしょう。効果も大きくちがうわけではありませんから安心してそ うして下さい。 |
飲む量は体質や病状に応じて |
Q,飲む量については、どうですか。 |
A,私が指導している標準の量は、一日量30グラムですから、一日三回飲む人は一回量10グラムです。 この量は、中ぐらいのスプーンで山もり一杯が五グラムとみて二杯に相当します。 そこで、普通は、一回にスプーンで山もり二杯で一日六杯お飲みくださいといいます。このペースで 飲みつづけると、500グラム入りの缶を一ヶ月に二缶飲むことになります。 |
Q,小麦粉の中に含まれている発芽抽出成分の濃度によっても異なってきませんか。 |
A,もちろん、異なってきます。発芽抽出成分が入っている健康食品には、「寿元」「豆元」「エナーゼ」などが ありますが、寿元を例にしますと、「特選寿元」の場合が私の言う標準と考えてください。 したがって、これより濃度の濃い「霊長寿元」では少なめに飲んでもよいし、濃度の薄い「高級寿元」 「レギュラー寿元」ではそれだけ多く飲む必要がありましょう。 |
Q,「特選寿元」を飲む場合には、500グラムの一缶を二週間で飲むのが標準ですね。 |
A,そうです。だだし、つぎのような例は多く飲んだ方がよいでしょう。 (1)重症ガン (2)普通のガンでも陰性が強くなければ (3)陽性体質者(かたぶとり、筋肉質) (4)肉・卵など動物性の多食者 (5)陽性病(心筋梗塞、狭心症、痛風、脳梗塞、高血圧、けいれん性便秘など)にかかっている人 つぎのような例は、少なめでもかまいません。 (1)玄米菜食を日頃実践している人 (2)「反応」が強く現われた人 |
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