第6章 動脈硬化性疾患 |
動脈硬化や高血圧によい |
Q,生長因子を食べると、血流がよくなるそうですが、もしそうだとすると、高血圧の場合は血流が よすぎてかえって血圧を上げる結果になりませんか。 |
A,それは全く逆ですね。「血流がよくなる」と「血圧が上がる」と考えるのはまちがいで、逆に「血流がわるい」と 「血流が上がる」と考えた方が正しいのです。生きものとはそういうものです。 そのことは、下水を考えてみるとよくわかります。下水管が不備でドロドロの水が流れていると、 水の流れがよどんできます。 そんなとき、普通の圧力では泥水は流れなくなるでしょう。相当の水圧をかけてやらなければなりません。 そのことと同じ理くつです。血液の場合も、血流の流れがわるいと、生体としては、血圧を上げないかぎり、身体中に血のかたまりが たくさんできてきて、内臓や組織に血液がゆきわたらなくなり、大事になりますから、それを防ぐため血圧を上げることにより どうにか流れを保つようにするのです。 |
Q,そうすると、血流がわるいと血圧が上がり、血流がよいと血圧が下がると考えた方が正しいのですね。 そこで、血流がわるい人に生長因子をあたえると、血圧が下がるのですから、生長因子は血流がわるいために 起こってきた高血圧の人にはすばらしい働きがあるとみてよいですね。 |
A,まさにそのとうりです。高血圧の原因はいろいろあります。たとえば、ホルモンの変調、腎臓、心臓 脳などの障害などで起こってきます。 その中でも重要な原因は、動脈硬化によって血流がわるくなるために起こってくる高血圧であります。 これらの高血圧の人々にたいしては、生長因子によって体質が改善されますと、動脈硬化が緩和され、 血流がよくなって血圧も下がってきます。 |
Q,生長因子によって動脈硬化が改善され、血流がよくなるのは、どのような理由からでしょうか。 |
A,大豆の中に脂質が19.0パーセント含まれていますから、大豆からつくられた生長因子は当然 脂質の扱いになれた成分を含んでいるはずです。 この成分により脂質の仲間であるコレステロールや中性脂肪が整理されますと、 動脈硬化が改善され、血流がよくなるというわけです。 |
脳血栓、心筋梗塞にすごい威力 |
Q,生長因子によってコレステロールや中性脂肪が除かれ、動脈硬化が改善されるとしたら、 ほかにどのような病気の予防や治療に威力を発揮しますか。 |
A,たくさんあります。そのうちのいくつかの例をあげてみますと、 (1)動脈硬化性の病気 たとえば、冠動脈硬化、狭心症、脳動脈硬化、老人性痴呆(脳動脈硬化による痴呆)、腎動脈硬化、 大動脈瘤、高血圧、老化などがある。 (2)血栓による病気 たとえば、脳血栓(脳梗塞)、心筋梗塞、老人性痴呆(脳梗塞による痴呆)、静脈炎、手足のしびれなどがある。 (3)コレステロールの影響の強い病気 たとえば、動脈硬化、胆のう炎、胆石症、膵炎、膵石、ホルモンの変調、性異常、更年期障害などがある。 (4)中性脂肪の影響の強い病気 たとえば、肥満、心肥大、心不全、高血圧、脂肪肝、性能力減退、乳腺症、乳がん、大腸ガン、 高血圧症、肝炎、膵炎などがある。 |
Q,ずいぶん多くの病気がありますね。 |
A,はい。生長因子の病気に対する効用は、一つ二つの病気に効くというようなケチなものではありません。 体内で発病した多種多様な病気に対して、ある時は急速に、ある時は極めて徐々に効いてきます。 今までもうしあげただけでも、たんぱく質の害、ガン、自己免疫性疾患、アレルギー性疾患、動脈硬化性疾患 外傷・・・・と、生長因子の対象となる病気は数多く存在することがおわかりでしょう。 とくに、三大死因となっているガン、心臓病、脳卒中の防止には大きな威力を発揮します。 |
脳出血の防止にも役立つ |
Q,脳卒中には脳血栓と脳出血とがありますね。そのうちの脳血栓症に対しては成長因子がすばらしい 威力を現わすことはよくわかりましたが、脳出血についてはどうでしょうか。 脳出血の恐れのある人が成長因子を食べると、血流がよくなり過ぎてかえって脳出血を起こしませんか。 |
A,それは全く心配ありません。それどころか、かえって脳出血の防止にも役立ちます。 そこで、成長因子を食べると、血流がよくなるという意味を考えてみましょう。 この意味を流速が増す、すなわち血圧が上がるという意味であると勘違いしているために起こる 不安ではないでしょうか。 ここで言う血流がよくなるという意味は、血管壁も血流もともに浄化されて「血流がよどみなく流れる」 という意味であります。 |
Q,血流がよくなるとは、血圧が高くなることではなくて、血管壁や血液が浄化されて血液がよどみなく 流れることを意味していると解釈すればよいわけですね。 |
A,そうです。成長因子によって動脈硬化が除かれると、血管壁が浄化され、コレステロールが少なく なると、血液も浄化されるのです。そして、血液がよどみなく流れます。 血圧上昇のメカニズムは、抹消血管の収縮、心拍出力の増強、血管壁の弾力性の消失、血流粘張度 の上昇などによるケースが多いのですが、成長因子の飲用によって、血管壁の弾力性が増強され、 血液粘張度が低下すれば、生体の側に血圧を高くしておく意味(必要性)がなくなりますから、おのずと 血圧は下がってくるものなのです。 |
Q,成長因子によって血圧が下がるのであれば、成長因子の飲用は脳出血の防止にも役立つのですね。 |
A,はい、血圧が下がると、脳出血の危険はそれだけ少なくなりますが、ここで注意していただきたいことの 一つは、脳出血の原因は高血圧だけではないという点です。 血圧が高くても、脳の動脈が破れにくい状態であれば、脳出血は起こりえません。 そこで、脳出血を起こす要因をあげてみましょう。 (1)血圧が高まる (2)脳の血管壁がもろくなる (3)血液がかたまりにくい |
Q,高血圧だけが脳出血の原因ではないとしますと、どのようにして脳出血を防いだらよいのでしょうか。 |
A,ポイントだけを簡単にのべますと、肥満、動脈硬化、腎・心・脳などの障害などをまず治して 血圧を下げておくjことが大切です。 つぎに玄米、野菜、海草などを常食とし、コレステロールの多い卵類、肉類、脂っこい動物食や 菓子・果物などの甘食を避けるようにして血管壁を強化することも大切です。ビタミンCの摂取も 血管壁の強化に役立ちます。 三番目には、血液がかたまりにくい現象(かたまりやすいことも困るが、かたまりにくいのも困る 点に注意してください)を防ぐためには、日頃から調和のとれた栄養を摂取しておくことが大切です。 |
成長因子は出血傾向と血栓化傾向とのバランスをとってくれる |
Q,成長因子は脳出血防止にどのような役割を演じていますか。 |
A,今までの説明でもわかりますように、成長因子は血圧低下と血管壁の強化に大いに役立っている と同時に、血液に対しては、出血しやすい傾向と血がかたまりやすい傾向(血栓化傾向)の中央に 位置するようバランスをはかってくれるのです。 |
Q,出血しやすいことも、逆にかたまりやすいことも、どちらも困るのですね。 |
A,はい。出血傾向と血栓化傾向とは、正反対の現象で、両者の拮抗状態(調和のとれた状態)に あることが健全で、どちらかに片よることはよくありません。 出血傾向に片よると、脳出血、消化器出血、紫斑、月経過多など招きやすいし、血栓化傾向に 片よると、脳梗塞、心筋梗塞、腎不全などを誘発します。 成長因子は、両者のバランスをとってくれるのですばらしいのです。 |
Q,素朴な質問になりますが、成長因子はどのようにして出血傾向と血栓化傾向のバランスをとるのでしょうか。 |
A,成長因子の微量成分の中に、生命体の特徴である『調和装置』すなわち出血・血栓両者のバランス をとるように仕組まれたものが含まれているからです。 言いかえると、「出血をうながす力(成分)」と「血液をかためようとする力(成分)」とが同じくらい 含まれています。 もしどちらかの力が勝っているようでは成長因子の力で生命体を維持することができなくなり、 発芽もできないことでしょう。 |
Q,要するに、生命体には二つの相反する力があって、そのバランスの上に成り立っているということですね。 成長因子も、生命体そのものですから、バランスの名手というわけですね。 ところで、出血傾向と血栓化傾向のバランスをくずすようなクスリや健康食品は注意しなければ なりませんか。 |
A,それは当然です。たとえば、経口避妊薬や止血剤などをむやみに服用しますと、血栓化傾向が 勢力を得てきて、脳血栓、心筋梗塞、狭心症などになりやすくなりますし、ビタミンEばかり飲み つづけますと、出血傾向が勝ってきますので、月経過多、脳貧血、脳出血、胃潰瘍からの出血 産後の出血、手術時の出血過多など思いがけない出血に見舞われます。 |
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